アバター
映画『アバター』が全世界歴代2位の興行収入を記録したそうです。すごいですね。
私は例によって地元の映画館で観ました。
なんというか、『マトリックス』と『風の谷のナウシカ』(あるいは『もののけ姫』)と『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の世界観を最新技術でちゃんぽんにしたような感じの映画です。
したがって面白いことは面白いのですが、データーベース消費型社会の大衆映画に相応しい既視感は否めませんでした。
3Dで観るという選択もありましたが、前回同じ映画館で『カールじいさんの空飛ぶ家』を3Dで見たら、画面がやや暗く、四隅まで視線が行き届かない感じだし、チケットは割引のきかない2000円と高かったので、今回は2Dのレイトショー1200円にしておきました。
さて、今月末から山田洋次監督『おとうと』が公開されます。
私は本当は、アメリカのSF映画よりも、日本のアニメ映画よりも、山田監督の最新作の方が気になります。
藤沢周平三部作はどれもすごく良かったし、『母べえ』に至っては涙が止まりませんでした。山田監督の映画は期待を裏切りません。
最近の日本映画というと宮崎アニメとか北野映画とかばかりが取り沙汰されますが、私は黒澤明亡き後の日本の映画監督の最高峰は山田洋次ではないかと考えています。これはいわゆる「人情もの」という私個人の嗜好もあるのかもしれませんが、やはり欧米人には日本人のメンタリティーがなかなか理解されにくいのでしょうか、山田映画は宮崎アニメや北野映画に比べると海外で評判になることが少ないようなのはちょっと残念です。
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