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2007.12.14

ライヒの音楽

スティーブ・ライヒの音楽は、ドラッグか何かやって別次元にトリップするかのような、不思議な感覚を引き起こす。これは普段クラシックを聴かない人の心をもつかむのではなかろうか。
それにしてもライヒのすごいところは、エンドレスな官能性が卓越した知性に裏付けられているところだ。ハイカルチャーとカウンターカルチャーの垣根を易々と突破してしまうそのセンスは、単純性と複雑性の高次の統合の産物と言える。
ミニマル・ミュージックの作曲家たちの中でも特に傑出した才能である。

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2007.12.06

現実的なもの

学生~フリーターやってた頃までは、世界のどこかに「本質的なもの」や「根源的なもの」があって、文学や哲学や芸術を通してそれを求めるのが真に人間的な営みなのだと思い込んでいたが、ごくありふれた一生活者の立場からすれば、世の中自分の思い通りに行くことは何ひとつなく、「本質」や「根源」といった概念は幻のように思われる。
これはある種のロマンティシズムから訣別した現実的認識である。

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